Vol.193記事

日本で大活躍! バイタリティー溢れる3児のママ

Jessica Gerrityさん タレント


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 ニュージーランドで生まれ育ち、日本で暮らすこと15年。タレントとして活躍中のJessica Gerrityさんは3児の母親として仕事に育児にと大忙しの日々を送っています。まるでネイティブのように流ちょうな日本語を使うJessicaさんに、日本での生活についてお話いただきました。

Jessica Gerrity(ジェシカ・ゲリティー)さん

日本で活躍中のニュージーランド人タレント。仕事をしながら、3人の子どもの育児もこなすパワフルなママ。大手英会話教室でのネイティブ講師経験を経て、稲川素子事務所に所属し、タレント業にいそしむ。現在はTBS「世界くらべてみたら」やテレビ朝日「世界が驚いたニッポン!スゴ~イデスネ!!視察団」に出演中。

Blog:https://ameblo.jp/jessinjapan/
Twitter & Instagram:@jessintokyo
Facebook:facebook.com/jessicainjapan
Youtube:ニュージーランド ジェシカ

旅行から移住へ 日本で就職

 Jessicaさんが仕事をするために日本を訪れたのは2003年。大学在学中に父親が日本人で母親がニュージーランド人の友達に誘われて何度か兵庫県を旅行したことや、自身の父親が日本車ファンだったということも影響して、いつしか「日本に住みたい」と思うようになりました。
 そんな折、タイミング良くオークランドで開催された日本の大手英会話教室の就職説明面接会。チャンスを掴むべく参加したところ見事合格を果たし、そこからはとんとん拍子に日本に移住することになったといいます。

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外国人として日本で暮らす

 「初めて日本を訪れた時、ありきたりな感想かもしれませんが自販機が街中に設置されていたり、至るところにカラオケがあったりといった当たり前のことに驚きました。テクノロジーの国だな、と。あとは軽自動車も初めて見ましたし、酔っぱらった勢いでトイレの中にあるボタンをあちこち押してみたりもしましたね」と懐かしそうに振り返るJessicaさん。
 最初は全く話せなかった日本語も独学でたたき込み、今では擬音語や敬語を使いこなせるまでに。今でも筆記は苦手だといいますが、発音はマオリ語に似ているため困ることはありませんでした。「日本には外国人を歓迎してくれる雰囲気があるのですぐに大好きになり、ずっとこの国にいたいと思うようになったんです」

タレントとして精力的に活動

 ネイティブの英会話講師として働く傍ら、次に挑戦したのは芸能界での仕事。日本に滞在するようになって1、2年が経ったある日、友達に勧められたのがきっかけで事務所に登録し、日本語が流ちょうでなくともできるモデルやエキストラなどの仕事を請け負うようになりました。
 初めてのレギュラー番組はテレビ朝日で放送されていた「スマステーション」。元SMAPの香取慎吾さんと共演を果たし、日本語が上達してきたということもあって徐々に芸能界での活動の幅を広げていきます。ほかにも爆笑問題をMCとしたTBS系列の番組「世界の日本人妻はみた!」やさまざまな特番でも活躍しました。

表に出る人間として両国の魅力を伝えたい

 現在はTOKIOの国分太一さんと芸人の渡辺直美さんがMCを務めるTBSの番組「世界くらべてみたら(毎週木曜23:56~)」に出演することも。日本とは違うさまざまな国の文化や風習に焦点を当てたこの番組で、Jessicaさんはニュージーランドの魅力を発信しています。
 母国のことでも分からないことや意識していなかったことはたくさんあり、日本人の視聴者に正確な情報を伝えるべく、インターネットで調べたり書籍を読んだりと猛勉強の毎日です。多忙を極める日々を送っているJessicaさんですが、挑戦はまだまだ終わりません。「今までは日本の人たちにニュージーランドの魅力を発信してきましたが、今度は逆に、ニュージーランドで暮らす人に日本という国を知ってもらいたい。日本でニュージーランド人タレントとして働く私だからこそ、できることだと思っています」

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