Vol.127 英語で学ぶ - ニュージーランド留学で園芸を学ぶ
「移住、永住権に有利な資格」。海外への移住を考えるとき、そんな謳い文句を目にすることは少なくない。一昔前にそのように言われていた「園芸」コース。ガーデニングというイメージで人気もあるコースだが、実際には大変なことも。
「移住、永住権に有利な資格」。海外への移住を考えるとき、そんな謳い文句を目にすることは少なくない。一昔前にそのように言われていた「園芸」コース。ガーデニングというイメージで人気もあるコースだが、実際には大変なことも。
福井亮介さんと小西健一さんは、Regent International Education GroupでHorticulture(園芸学)を学んでいる。それは公園の樹木からベランダのポットの花まで、人とかかわる植物のすべてをカバーし、農業における園芸の技術や、自然や文化との関わりを学ぶものである。街路樹や芝生など緑を多く取り入れた街作りや、いたる所に園芸ショップが見られるなど、人と植物の関わりが深いニュージーランドでこそ、学ぶ価値のあるもののひとつだと二人はいう。
手間をかけて手入れをすればその分だけ庭は必ず応えてくれ、人の心を癒すことさえできるものです。そんな庭いじりの楽しさを出来るだけ多くの人に知ってもらいたいです。
「100% Pure New Zealand Garden」はオークランド近郊のカレカレ・ビーチからインスピレーションを得て、この国の類まれなる自然環境とアートやカルチャーを組み合わせて表現したものだという。意欲的にデザインに取り組み、ニュージーランドのガーデニング産業をリードするゼンシィに、今年のフラワーショーと彼女が手懸けるガーデンについてお話をうかがった。
「ニュージーランドの素材を活かすランドスケープデザインで日本を演出したい」ランドスケープ・デザイナー 山本 祐輔 さん
毎年2月になるとフラワーフェスティバルが開かれ、国内外から多くの観光客が訪れる南島の都市クライストチャーチ。普段でもガーデニングが盛んな街として有名で別名ガーデンシティ(庭園の街)と呼ばれている。この街で横井靖子さんは、ボランティアでガーデニングにふれていた。
90年に旅行ではじめて来たニュージーランド。そのときに見た花に魅了されてガーデニング留学をする。その後、ランドスケープデザイナー(造園設計士)としてオークランドで働くことになる。オークランド・ドメインの桜、ワイタケレ市の日本庭園などのビッグプロジェクトを手がける。