皆さま、お元気でしょうか。保護猫カフェ「Neko Ngeru」のケンです。ついにスーパーラグビーが始まり、ニュージーランドも盛り上がりを見せています。ウェリントンのハリケーンズの試合が今から楽しみです!

NEKO NGERU
Cat Adoption Cafe
Address: 291 Jackson St Petone, 5012 Lower Hutt, New Zealand
Phone: 04 589 2287
http://nekongeru.nz/
https://www.facebook.com/nekongeru/
Email: mastercat@nekongeru.nz
Neko Ngeruがオープンしてから早4カ月。これまでに18匹の猫たちに家が見つかり、現在保留状態になっているのが5匹です。数字で見ると保護猫団体に及ばないにしても、保護施設ではもらわれていきづらい子たちにも家を見つけてあげられたのではと自負しています。
いよいよこのコラムも最終回となりましたが、第1回目コラムでエコノミストのギャレス・モーガン氏の猫に対する風当たりの強さについて触れたことを覚えているでしょうか。これを受けて、2018年3月1日、力強い反論がNZ Heraldに掲載されました。
元SPCAのボブ・ケリッジ氏が猫が殺した鳥の数についての主張は、非科学的で信用できない研究に基づいたものであると指摘したのです。Forest&Birdが「ダニーデンの調査によると、国内140万の家猫が2,00
0万匹の動物(100万匹の固有種の鳥を含む)を殺している」という結果を発表したということが研究の一例として挙げられていますが、この調査はわずか37匹の猫を対象とし、首輪と鈴の効果を図ることのみを目的として行われたものでした。
公開された記事をきっかけに少しでも猫に対する風当たりが弱まれば良いとは思うものの、きっと簡単なことではないでしょう。ウェリントンで暮らす猫たちが、少しでも幸せになれますように。Neko Ngeruはこれからも猫たちに手を差し伸べ続けます。
今月の猫 - ローラ
Panhead Breweryでさまよっているところを保護されUpper Hutt Animal Rescue Societyに渡されたローラは、それから2カ月後にNeko Ngeruにやって来ました。数多くいる猫たちの中でも2番目の古株で、他の猫との相性が悪く一人でいることが多いのですが、人懐こくて膝の上で寛ぐのが好きなようです。
他のペット、あるいは小さな子がいない家庭でなら優しく穏やかな生活が送れると思います。
こんなスノーに興味がありましたら、ぜひご連絡ください!
Ken Okada