皆さま、お元気でしょうか。保護猫カフェ「Neko Ngeru」のケンです。私たちがニュージーランドに移住したのは2015年5月。その年の雨が多く肌寒い夏しか知らなかったので、今年の夏の暑さには驚きです。

NEKO NGERU
Cat Adoption Cafe
Address: 291 Jackson St Petone, 5012 Lower Hutt, New Zealand
Phone: 04 589 2287
http://nekongeru.nz/
https://www.facebook.com/nekongeru/
Email: mastercat@nekongeru.nz
さて、猫に関して日本とニュージーランドで最も違う部分といえば、保護猫(動物)団体の規模と役割でしょう。例えば日本の場合、猫を保護したときは保健所に連れていくのが一般的ですが、ニュージーランドでは動物愛護協会のSPCA(Society for prevention of Cruelty for Animals)や他の保護猫団体が引き取ることになり、行政の一端ではないからか、安易な安楽死を行っている組織は多くありません。
そのほか大量の保護猫たちを支えているのが、実は一般家庭の一時預かりさん「Foster」。素晴らしい施設を所持しているウェリントンのSPCAや一軒家をチャリティー登録して保護猫施設としている団体など組織的な活動はたくさんありますが、いずれにしても受け入れ可能数には限りがあるのです。
「Foster」の役割は野良猫を人慣れさせることや病気にかかれば投薬、子猫の場合はミルクや排せつの世話など多岐に渡ります。「長期的に猫を飼うのは難しいけれど、短期でなら」というときは、保護猫団体に連絡を取ることをおすすめします。
動物を飼育するのはときに大変ですが、とても楽しいことです。Neko Ngeruの猫カフェでもいつか、一時預かりさんのネットワークを作りたいと考えています。
ちなみに日本で保健所に連れて行った場合は安楽死させられてしまう可能性が高いので、あまりおすすめはできません。
今月の猫 - スノー
Upper Hutt Animal Rescue Societyに譲渡された、もともと飼い猫だったスノー。体重が5.4キログラムもあるモチモチの大きな男の子です。白い毛並みがきれいで、所々にキジ柄が入っています。
いつもお腹を減らしているので、一緒にダイエットしてくれる家族を募集中!
こんなスノーに興味がありましたら、ぜひご連絡ください!
Ken Okada