Vol.191ネコネル通信

その1 NZの猫事情


メインイメージ

 皆さま、初めまして!保護猫カフェ「Neko Ngeru(ネコ・ネル)」のケンといいます。全3回におよぶ「Neko Ngeru通信」の記念すべき第1回目はまず、ニュージーランドの猫事情を紹介します。

NEKO NGERU
Cat Adoption Cafe

Address: 291 Jackson St Petone, 5012 Lower Hutt, New Zealand
Phone: 04 589 2287
http://nekongeru.nz/
https://www.facebook.com/nekongeru/
Email: mastercat@nekongeru.nz

 ニュージーランドは猫派が多いようで、2011年時点で家猫が1,400万匹と、約半数の世帯で猫が飼われているそうです。対して2016年時点での日本はどうだったのかというと、飼われている猫の数は約985万匹で飼育世帯数の割合は約1割。ニュージーランドの猫、そして飼育世帯の多さがよく分かりますね。
 しかしそんなニュージーランドでも、近年猫に対する風当たりが強くなってきているのが現状。その理由はエコノミストのギャレス・モーガン氏。
 同氏が2013年、「Cats To Go」のウェブサイトで猫は:


・鳥を殺す - すでに1/3のニュージーランド固有野鳥が絶滅

・1年に65匹の生き物を殺している

・69ヘクタール(ラグビーフィールド67個分)をうろつく

・快楽のために殺す

・首輪のベルは狩りの妨げにはなりにくい


 と非難。猫派の私からすれば「それって猫じゃなくて人間やん...」と思うのですが、そこは解釈の違いでしょうか。
 この流れに乗っているのが、私の地元ウェリントンです。2016年に、2018年までに飼い猫のマイクロチップ装着を義務化する旨を決定しました。そして最近では、3万匹の野良猫を安楽死させるのではなくリホームさせるという計画を立てています。

今月の猫 - モモ

 モモはNeko Ngeruの里親募集猫の第1号。母親のミスチーフと一緒にマスタートンからやって来ました。残念ながらカフェの環境には馴染めずずっと隠れていたので、家に連れて帰ることに...。
 モモはとても人懐こい子です。私が飼っている家猫のケット・シーと追いかけっこやレスリングをして遊んでいますので、ほかの猫とはうまくやっていけると思います。以前の家では犬とも一緒に暮らしていたことがあり、静かな少人数の家庭が適しているでしょう。

191neko_04.jpg 191neko_02.jpg

こんなモモに興味がありましたら、ぜひご連絡ください!

Ken Okada

カテゴリ:ネコネル通信
各種法律や移民局の規定等は改定されている場合があります。詳しくはお問い合わせください。

お問い合わせはこちら