
Albert Streetにあるフードコート「Food Alley」に2015年11月にオープンした「MIYAKI TERIYAKI」。競合店が揃うこのフードコートの中では最も新しいお店ですが、徐々にファンを増やしています。

料理大好き、自ら「食いしん坊」を名乗る店主は、日本の大手コンビニチェーンの元社員。2006年に移住し、長く土産物店で働いた後、一念発起。コンビニのカウンターフーズにヒントを得て、「おいしい唐揚げをニュージーランドでも」とお店を始めました。
看板メニューの唐揚げ(5個で5.4ドル)は、全てお店で手作り。しょうゆベースのタレに漬け込んだ鶏肉を、一つ一つ衣をつけ、店内で揚げています。冷凍保存はせず、いつでも揚げたてを提供。熱々を頬張れば、じゅわっと溢れる肉汁と、にんにくとショウガの程よい香りが口中に広がります。そのままでも十分おいしい唐揚げですが、マヨネーズやてりやき、チリ、スイートチリ、ケチャップと5種類のソースの中から好きなものを足すこともできます。
しっかりお腹を満たしてくれるメニューは、ご飯もの5種類とうどんが1種類。一番人気の唐揚げ丼は、自慢の唐揚げが6つも載ったボリューム満点の一品。お店でじっくり煮込んだハヤシライスは若者から好評とのこと。ねぎ塩チキン丼、てりやき豆腐丼、すき焼き丼も10〜12ドルと、味、量ともに大満足。また、カツサンドやてりやきチキンサンド、ロールパンにメンチカツやコロッケ、海老クリームコロッケを挟んだお惣菜パンは3.8ドルからとお手頃です。
日本の味が恋しくなったら、気軽に立ち寄れるフードコートへ。ランチの「ちょい足し」に、小腹が空いた時のおやつに、または夕飯のお惣菜として。できたての唐揚げはいかがですか。

