南島きってのリゾート地・クイーンズタウン。国内外のスキーヤーやスノーボーダーたちが心待ちにする季節がもうすぐやってきます。日本が夏の間に、ニュージーランドらしいことをするなら、ウインタースポーツに挑戦しませんか。冬のクイーンズタウンの魅力をよく知るみなさんに、冬遊びのコツを教えていただきました。
取材協力:クイーンズタウンスタディー&スノー(QSS)

今回、お話を詳しくお聞きしたのはスキーインストラクター 中尾智子さん(Nzski Ltd.所属)。素晴らしいクイーンズタウンのお写真も提供いただきましたので、ぜひご覧ください。
▲Coronet Peak Ski Field
絶景の中で滑る開放感は最高
スキーインストラクター 中尾智子さん(Nzski Ltd.所属)
クイーンズタウンのスキーの良さは何と言っても日本では滑れないところを滑れることです。森林限界が低いため、クイーンズタウンのスキー場には木がなく、日本のスキー場とは表情が異なります。新雪が降るとどこでも自由に滑ることができ、日本では許可が下りないような急斜面や岩の間などもあります。ただし自己責任なので、技術の過信は禁物。天候によってはスキー場が閉鎖されることもあるので、かならず行く前にスキー場のウェブサイトか、アップデートの早いFacebookでチェックすることをおすすめします。
おすすめスキー場
Coronet Peak Ski Field
(コロネットピークスキー場)
滑れる距離が長いため、満足感がある。高速リフトで一気に頂上まで上がることができる。ハイシーズンの金・土曜(7月のみ水曜も)にはナイトスキーも実施。「Early Bird」という朝8時から9時限定のお得なパスもある。
URL:www.nzski.com
営業開始日:6月17日(2017年)
営業時間:8:00〜16:00
街中心部からのアクセス:シャトルバス(Nzski Snow Line Express)で約25分
おすすめスキー場
Remarkables Ski Field
(リマーカブルズスキー場)
「パーク」が多く作られていてフリースタイル向き。初心者向けのコースから岩場や急斜面を滑る「エクストリーム」が楽しめるコースまで幅広い。雪の下が岩なので、板を傷つけないように注意が必要。
URL:www.nzski.com
営業開始日:6月10日(2017年)
営業時間:9:00〜16:00
街中心部からのアクセス:シャトルバス(Nzski Snow Line Express)で約50分
レンタルから修理まで何でもお任せ
Outside Sports 安養寺司さん
市内中心部のほかクイーンズタウン空港内にも店を構えるスポーツ用品店。板やブーツ、ウエア、アンダーウエアまで充実の品揃え。スノーボードとブーツまたはスキー板、ブーツ、ストックがセットで$25から借りられるほか、ウエアのレンタルもできるので手ぶらで来ても大丈夫。アフターケアも手厚く、海外から自前の板やブーツを持ち込む常連客もいるのだとか。グッズ選びの一番のポイントはブーツ選びとのこと。「同じサイズでもいろんなブランドのものを履いてベストフィットするものを探しましょう」
Outside Sports
9 Shotover Street, Queenstown
03-441-0074
http://www.outsidesports.co.nz
悪天候時はここへ!室内でも技を磨こう
「クイーンズタウンでトランポリン?」とあなどるなかれ。昨年拡大オープンした「SITE TRAMPOLINE」は、スキーやスノーボードのトレーニング場としても大人気。壁面を使ったトランポリンや、国際大会仕様のトランポリンもあり、子どもも大人も楽しめます。安全に配慮された環境で、トランポリンの近くにはマットやクッションが敷かれているので、ここで技の感覚をつかんでから雪山へ。レベルに応じた指導も受けられます。
SITE TRAMPOLINE
1/15 Red Oaks Drive, Frankton,
Queenstown
0800-78-268623
http://www.sitetranpoline.co.nz
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