北島のベイ・オブ・プレンティエリアにあるタウランガの街から、車で約10分ほどの場所に位置するマウント・マウンガヌイ。海と山が共存し、リゾート地としても名高いマウント・マウンガヌイで、2019年2月、一つのフードトレーラーがオープンしました。「ジャパニーズ×ハワイアン」をテーマにした「HEAD LOCO(ヘッド・ロコ)」です。
レストランやカフェではなく、フードトレーラーでのビジネスを思い付いたことについて、日本人オーナーの鵜川さんは「子どもが小さかったということもあり、安定した生活を捨てて一から始めるというのは不安もありましたが、やらないで後悔するよりやって後悔した方が良いと考えたんです。家族の協力と応援もあり、一念発起することにしました」と振り返ります。
オーナーこだわりのメニューは多岐にわたり、新鮮かつ子どもにも安全な食材および調味料を使用した料理を提供。ビーチにもぴったりなハワイアンテイストの食べ歩きグルメは、一度味わえば病みつきです。もちろんグルテンフリーやベジタリアン対応のメニューも用意しています。
種類豊富なメニューの中でも特におすすめなのは、開店当初から安定した人気を見せるハワイアンガーリックプラウン。大ぶりで身の引き締まったプリプリのエビとバターソース、ご飯の組み合わせは思わずうなるおいしさです。また、容器にはコンポスト可能なものを使用し、環境に優しい飲食店の経営を目指しています。
オープンから間もない現在、すでに多数のフードトレーラー仲間がいるという鵜川さん。情報を共有し、切磋琢磨しながら、リピーターを増やしていきたいと語ります。「これからはケータリングやデリバリーなどにも力を入れていくつもりです。また、お客さんの声に耳を傾け、皆さんに喜んでもらえるような料理を提供していけるよう頑張りたいと思っています」