海外を渡り歩き、バイオリン一本を武器に活躍中の国吉廉さん。
この日も街角でバスキングをしていた国吉さんに、直撃インタビューをさせていただきました。
国吉廉(くによし れん)さん
沖縄県出身。ワーキングホリデー制度を利用し、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの3カ国をバスカーとして渡り歩く。3歳でバイオリンを始め、大学卒業後は地元の高校で音楽教師を務めた。
― バスキングBuskingについて教えてください。
バスキングとは、簡単に言うと「路上パフォーマンス」のことです。自分は路上でバイオリンを弾いていますが、ほかにもジャグリングをする人がいたり絵を描く人がいたりとさまざま。日本人の中には書道をしたりする人もいます。
― バイオリンを始めたのはいつ頃ですか?
3歳の時からずっと続けていて、地元の学芸大学を卒業した後は高校で音楽教師をしていました。
― 今までどのような国でバスキングをしていたのでしょう?
現在3カ国目で、これまでにはオーストラリア、カナダの2カ国で演奏をしてきました。特にオーストラリアでの感触は良かったですね。
― バスキングでは、どのような曲を演奏していますか?
主に、海外の人たちが好きそうなポップスが多いですね。個人的に手応えを感じているのは、エド・シーランの「Shape of You」です。
スマホに入っているお気に入りの写真を見せてください!
「渡航して2カ月半ぐらいの時に撮影したものです。デボンポートに向かうフェリーから撮ったものですが、街と自然が共存しているオークランドの魅力が伝わってくる一枚です」
「オークランド市内から日帰りでも行ける、ゴート・アイランド。たくさんの人が自然を楽しんでいる様子が伝わってくるこの写真も、自分では気に入っています」